花器「湖上の月」

所蔵資料登録番号A002276
作品・資料名花器「湖上の月」
制作時代・年代昭和35年(1960)
窯・作者加藤舜陶 KATO Shunto
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点
寸法高64.0 口径35.0 胴径38.0
作品解説本作品は、1960年の第3回日展(新日展)で特選、北斗賞を受賞した舜陶の代表作である。この頃の舜陶は石炭窯を使っており、この作品はその窯の中に裸で入れられたため、器体に石炭灰が降りかかり、靄のかかったような詩情的な雰囲気を醸し出している。現在、この石炭窯は噴煙の問題から壊されてしまい残っていない。舜陶はその後も灰釉作品を得意としており、1994年には、「陶芸灰釉系技法」で愛知県指定無形文化財保持者に認定されている。

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