青織部大鉢

所蔵資料登録番号A002268
作品・資料名青織部大鉢
制作時代・年代昭和40年頃(ca.1965)
窯・作者岡部嶺男 OKABE Mineo
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県豊田市
資料点数1点
寸法高15.8 口径43.0 底径19.8
作品解説 愛知県生まれ。復員後、豊田で独立し作陶を始め、1950年ころより叩き成形や縄文を用いた作風を確立。志野・織部・灰釉・飴釉などを用い、荒々しさの中にも量感あふれる作品を制作した。1963年、日進に窯と工房を移し、中国官窯に範をとった粉青瓷(ふんせいじ)・翠青瓷、さらに独自の米色青瓷などを生み出した。本作品は、織部釉を全体に掛けた、いわゆる総織部の大鉢で、初期の作風を余すことなく伝えるものである。豪快で奔放な轆轤技によって生命力ある作品に仕上がっている。

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