黄釉筒描花と手文扁壺

所蔵資料登録番号A002266
作品・資料名黄釉筒描花と手文扁壺
制作時代・年代昭和25~34年頃(ca.1950~1959)
窯・作者河井寬次郎 KAWAI Kanjiro
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寸法高22.0 口径4.7 胴径9.9×21.6 底径8.2×15.9
作品解説 1920年に京都五条坂で窯を築いた河井は、中国陶磁の研究を踏まえた高度な技術による作品を生み出し、「陶界の一角に突如彗星が出現した」といわしめたほどの評価を受けた。その後、柳宗悦や濱田庄司らと「民藝」運動を展開し、呉須・辰砂・筒描などを組み合わせ、素朴で力強い作風を創造した。この作品に描かれた「花と手」の意匠は、河井が好んで用いた独自のもので、多くの作品の表面を飾った。晩年には陶彫や木彫も手がけている。

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