所蔵資料登録番号A002265
作品・資料名
制作時代・年代昭和55年(1980)
窯・作者加守田章二 KAMODA Shouji
制作/生産地(現在の地名)日本、岩手県遠野市
資料点数1点
寸法高32.0 口径11.8×14.9 胴径12.3×16.3 底径11.4×15.2
作品解説 大阪府岸和田市に生まれる。1952年京都市立美術大学に入学し、富本憲吉、近藤悠二らの指導を受ける。卒業後、益子の塚本製陶所での研究生を経て、26歳で独立し作陶に専念する。この頃、灰釉を施した須恵器風の作品で才能を認められる。
 1969年、岩手県遠野市に工房を構え,新しい意欲的な作品に取り組み始めた。特に、波状文を施した<曲線彫文>は、縄文土器を思わせる力強さと野性味にあふれ、しかも鋭敏な感性をうかがわせる現代的な作風で、彼の陶芸の方向を決定づけるものであった。その後、彩陶、釉象嵌シリーズなど数年ごとに作風を変え、現代的な文様と造形で常に新風を起こす作品を発表した。

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