染付薊文壺

所蔵資料登録番号A002264
作品・資料名染付薊文壺
制作時代・年代昭和9年(1934)
窯・作者近藤悠三 KONDO Yuzo
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寸法高27.5 口径16.5 胴径34.8 底径22.5
作品解説 富本憲吉のもとで作陶助手をつとめた近藤は、富本の「模様から模様をつくらず」という教えを守り、薊・柘榴(ざくろ)・梅・山噴煙など、生涯にわたって独自の文様を作品に描き続けた。本作品は、富本が好んだ頸の短い壺を彷彿とさせる形態が特徴で、初期作らしく、薊が忠実な描写により丹念に描かれている。この後、輪郭線の太いダイナミックな絵付けを特徴とする独自の作風を築き上げ、1977年に「染付」で重要無形文化財保持者に認定された。

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