釉下彩菊文双耳花瓶

所蔵資料登録番号A002222
作品・資料名釉下彩菊文双耳花瓶
制作時代・年代明治時代(19世紀)
窯・作者川本桝吉(初代) KAWAMOTO Masukichi 1st/川本桝吉(二代) KAWAMOTO Masukichi 2nd
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点
寸法高29.5 口径10.8 胴径24.8 底径9.7
作品解説咲き誇る菊花の辺りをひらりと飛んでいく蝶の姿がさりげなく描かれています。淡いピンクやグリーン、蝶のグレーなどの色は透明釉の下に描かれています。さらに菊花の輪郭線は白化粧を盛り上げ立体感が出されています。川本枡吉は幕末明治期の瀬戸の窯屋で、輸出物をいち早く手掛けた先駆的存在でした。釉下彩や白盛り技法を開発したとされる二代 枡吉(1852−1918)の作である可能性が高いです。

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