黄地紅彩菊牡丹文角鉢

所蔵資料登録番号A000073
作品・資料名黄地紅彩菊牡丹文角鉢
制作時代・年代昭和29年頃
窯・作者加藤土師萌 KATO Hazime
制作/生産地(現在の地名)日本、神奈川県横浜市
資料点数1点
寸法高4.4 口径18.6 底径12.8
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説愛知県瀬戸市に生まれ、14歳の時に地元で陶画工見習いとなった後に、岐阜県陶磁器試験場の技手として技法研究に務めました。しかしその後1940年に陶芸家としての道を志して横浜へ移住し、東京藝術大学教授として後進を育てる一方で、中国明代(みんだい)をはじめとする東洋古陶磁の技法を追究しました。器面全体に黄地をほどこした上から赤の彩色で文様を描く「黄地紅彩(おうじこうさい)」は、中国・明時代に景徳鎮窯で作られていた技法で、一時途絶えましたが、加藤が1951年頃に再現に成功しました。1961年重要無形文化財「色絵陶器」保持者に認定。

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