吹墨色絵水禽文大皿

所蔵資料登録番号A000072
作品・資料名吹墨色絵水禽文大皿
制作時代・年代昭和38年(1963)
窯・作者加藤土師萌 KATO Hazime
制作/生産地(現在の地名)日本、神奈川県横浜市
資料点数1点
寸法高8.1 口径48.0 底径21.8
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説 土師萌の作域は広く、その中心となる作品には、色絵磁器、金襴手、白磁、辰砂、吹墨などにはじまり、技法の途絶えた黄地紅彩の再現、さらには釉裏金彩という新技法の応用に至るまで、多種多様な技法が用いられた。本作品は、染付技法の一つである呉須を噴霧し斑点状の絵付けを施す吹墨と呼ばれる技法が用いられている。吹墨は中国明代末期の古染付にみられ、わが国では初期伊万里の製品に多い。この技法は土師萌の得意とするもので、優品も多く見られる。

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