朱彩浅鉢

所蔵資料登録番号A001669
作品・資料名朱彩浅鉢
制作時代・年代縄文時代晩期
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高8.1 口径24.7/23.0
作品解説 縄文時代晩期には、壷や浅鉢、香炉、水注などのように、深鉢以外のさまざまな器形の土器が現れてくる。また、漆や赤い顔料で文様を描いた、華麗な土器も作られるようになった。この浅鉢は、外面に東北地方に特徴的な磨消縄文を施し、内面に朱(酸化鉄)で文様を描いている。黒く焼き締められた土器と、この朱色の鮮やかな対比に、縄文人の美意識が感じられる。おそらく特別な行事の時に、食物を盛ったりしたものであろう。

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