円筒深鉢

所蔵資料登録番号A001222
作品・資料名円筒深鉢
制作時代・年代縄文時代中期(紀元前3500~3000年頃)
制作/生産地(現在の地名)日本
伝来・出土青森県三戸郡五戸町佐野出土
資料点数1点
寸法高67.0 口径45.6 底径20.5
作品解説【縄文土器から始まる日本のやきもの悠久の歴史】
日本のやきものの歴史は、今から16500年前の縄文土器の誕生まで遡り、世界的に見てもかなり早い段階にやきもの作りが始まりました。縄文時代は13000年以上続きました。
縄文土器の形には様々なものがありますが、狩猟採集により得られた食材を煮炊きするのに使った深鉢(ふかばち)が代表的な形です。本作は底からまっすぐ外に開く胴部が特徴的で、口は粘土の帯を貼り付けて飾られます。胴の部分を見ると縄目文様が連続していますが、これが縄文土器の名前の由来です。

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