黄釉四耳壺

所蔵資料登録番号A003609
作品・資料名黄釉四耳壺
制作時代・年代16~17世紀
窯・作者シンブリ窯 Singburi ware
制作/生産地(現在の地名)タイ、シンブリ
資料点数1点
寸法高45.0 口径19.3 胴径39.6 底径20.8
作品解説【財宝を運んだ宝壺】
東南アジアでは黒釉や褐釉のかかった大きな壺に、交易品である香辛料や鉱物、漆などを詰めて船に積み込んでいました。短い口に、複数の耳、肩または胴が張っているのが特徴で、一部の地域では婚姻の際の結納品にもされました。本作品は黒色の素地に黄釉をかけた希少なもので、富と権力のあかしでもあったと考えられます。

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