浅鉢

所蔵資料登録番号A000459
作品・資料名浅鉢
制作時代・年代縄文時代晩期
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高7.5 口径12.0
作品解説 浅鉢は縄文時代前期から作られている器種で、口縁部が皿状に開く浅い鉢は食物の盛り付け容器として用いられたと思われる。ただし、縄文時代には共用器であり、銘々器ではなかったとされる。本資料は縄文時代晩期中葉に東北地方で制作されたもので、外面を丁寧に箆磨き仕上げしている。縄文時代晩期には東北地方を中心に装飾性豊かな「亀ヶ岡式土器」が制作される一方、西日本では装飾が簡素化された黒色磨研土器が作られるようになった。

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