粉青沙器鉄絵唐草文壺

所蔵資料登録番号A002789
作品・資料名粉青沙器鉄絵唐草文壺
制作時代・年代李朝時代(15世紀~16世紀)
制作/生産地(現在の地名)韓国
資料点数1点
寸法高11.5 口径9.5 胴径15.1 底径5.4
寄贈者加藤舜陶氏寄贈
作品解説 朝鮮半島では1392年に朝鮮王朝が成立し、儒教を統治理念とする国家体制の下で、ハングルの創生など新たな民族文化が興隆した。15世紀前半から16世紀前半にかけて、王朝成立期の朝鮮半島で盛んに制作された焼き物が「粉青沙器」である。粉青沙器は「粉粧灰青沙器」の略称で、白化粧された灰青色の焼き物を指し、日本では古来、「三島」と呼んでいる。粉青鉄絵は象嵌・印花、線刻・掻落、刷毛・粉粧などと並ぶ代表的な粉青沙器の一種である。

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