粉青沙器刷毛目碗 銘「猿沢の池」

所蔵資料登録番号A004926
作品・資料名粉青沙器刷毛目碗 銘「猿沢の池」
制作時代・年代朝鮮時代(16世紀)
制作/生産地(現在の地名)韓国
資料点数1点
寸法高8.2 口径16.8×16.5
寄贈者辻清明コレクション
作品解説【刷毛が生み出す自然な美】
この茶碗は、口がわずかに外に広がった大ぶりの形状が特徴です。焼成前に、上部と内側に白化粧土を刷毛でざっくりと塗っています。刷毛で塗ることで、白化粧土に自然なかすれや濃淡が生まれ、素地の灰色とのコントラストが際立っています。このような高麗茶碗は、日本では「刷毛目」として親しまれています。

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