白陶鬹

所蔵資料登録番号A003613
作品・資料名白陶鬹
制作時代・年代新石器時代後期、大汶口文化(紀元前3000~紀元前2500年)
制作/生産地(現在の地名)中国
資料点数1点
寸法高29.2 幅16.0×14.8
作品解説【酒つぐ器は権力者のあかし】
三本足とくちばしのような注ぎ口、取っ手が付いた「鬹」という器で、白い粘土を焼いて作られています。黄河下流域の大汶口文化に特徴的なもので、権力者の墓には必ずおさめられました。身分の高い者から下の者へ酒をつぐという、中国ならではの酒の飲み方がすでにはじまっていたと考えられます。

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