交址三彩菊文香合

所蔵資料登録番号A002986
作品・資料名交址三彩菊文香合
制作時代・年代明時代後期(17世紀前半)
窯・作者漳州窯 Zhanzhou ware
制作/生産地(現在の地名)中国
資料点数1点2パーツ
寸法高1.7 総高2.8 口径4.0 胴径4.8 底径2.6
寄贈者加藤舜陶氏寄贈
作品解説【手のひらの菊、高貴な香り】
香合とは香を入れ、茶会の炭手前や床の間の飾として用いられる小さな蓋物です。蓋の中央に菊が線彫りされ、紫と黄色で花が色付けられています。緑釉を地としたシンプルな円形の香合で、非常に薄い作りになっています。中国で作られたこの種の器を交趾と呼ぶのは、ベトナム(交趾)経由で日本に来航した「交趾船」と呼ばれる中国船で運ばれたことによるとされています。

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