交趾三彩鳥形合子(鴨香合)

所蔵資料登録番号A002779
作品・資料名交趾三彩鳥形合子(鴨香合)
制作時代・年代明時代後期(17世紀前半)
窯・作者田坑窯 Tiankeng ware/漳州窯 Zhanzhou ware
制作/生産地(現在の地名)中国
資料点数1点2パーツ
寸法高1.7 総高4.0 口径4.1×2.5 胴径5.2×3.2 底径3.6×2.2
寄贈者加藤舜陶氏寄贈
作品解説【茶人に愛されたカモ】
上蓋の全体に黄釉が掛けられた鴨形の香合です。身(下部)は緑釉が施され、水面に浮かぶ部分と水中の部分が掛け分けられています。この種の鴨香合は相撲番付にならった江戸時代の形物香合番付にみられ、その愛らしい姿が茶人を魅了していました。交趾とは、磁器の素地の上に緑・黄・紫・褐など低温焼成の鉛釉を施したやきもので、中国では素三彩と呼ばれます。

PageTop