香炉形土器

所蔵資料登録番号A000355
作品・資料名香炉形土器
制作時代・年代縄文時代晩期
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高14.0 胴径9.2 底径5.2
作品解説 香炉形土器は縄文時代中期から製作された器種で、台を伴う浅鉢状の器体に、橋状ないし吊手状の把手をもつ形態が、透かし彫り状の装飾をもつ蓋を伴う香炉に似ていることから名付けられているが、実際の用途は未詳である。本資料は蓋部が穿孔されて入組文が表現され、胴部は縄文で埋め尽くし、脚部には穿孔と「磨消縄文」(すりけしじょうもん:縄文部と非縄文部の対比によって文様を浮き立たせる手法)によって装飾文様を描いている。

PageTop