三彩碗

所蔵資料登録番号A002489
作品・資料名三彩碗
制作時代・年代唐時代(7~8世紀)
窯・作者鞏義窯 Gongyi Kiln
制作/生産地(現在の地名)中国
資料点数1点
寸法高4.0 口径10.4
作品解説【死後の盃?】
 表面に魚子文(ななこもん)のような文様がスタンプで押され、褐色・緑・白の三色が釉薬をかけ分けることで表現されています。唐三彩の多くは実用品ではなく、死者のために作られた明器とされます。本作とほぼ同じ形のものが、同時代に日本に伝わり、壺のふたとして使われていたことが、三重県の縄生廃寺(なおはいじ)の遺構の出土品からわかっています。

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