灰釉手付瓶

所蔵資料登録番号A002297
作品・資料名灰釉手付瓶
制作時代・年代平安時代前期(9世紀)
窯・作者猿投窯 Sanage ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県
伝来・出土愛知県日進市北新田出土
資料点数1点
寸法高21.5 口径7.9 胴径14.8 底径12.3
寄贈者本多静雄氏寄贈
作品解説【中国のやきものへの憧れ】
猿投窯(さなげよう)の緑釉陶器(りょくゆうとうき)や灰釉陶器(かいゆうとうき)には、より高級品として扱われた金属器や中国から輸入されたやきものを写したものがあります。本作は手付瓶(てつきへい)と呼ばれる形で、中国・浙江省(せっこうしょう)の越州窯(えっしゅうよう)の青磁(せいじ)を祖形にしています。
本作は優美な輪郭を描く器形に板状の把手(とって)が付けられ、灰白色に焼き締まった地肌に淡い黄緑色の灰釉かかった、温かみのある色をしています。猿投窯の緑釉陶器や灰釉陶器の手付瓶は、平安京を中心に日本各地で出土し、酒など上等な液体を注ぐのに用いたと考えられます。

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