注口土器

所蔵資料登録番号A000352
作品・資料名注口土器
制作時代・年代縄文時代晩期(紀元前1000~紀元前500年)
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高12.8 口径16.0 底径23.4
作品解説【黒くて滑らか、縄文時代晩期の華】
14000年以上続いた縄文土器ですが、長い歴史の中で様々に形や装飾を変えていきました。紀元前千年頃から始まる縄文時代晩期は、既に九州地方で弥生文化の先駆けとも言える農耕が始まります。この時期、縄文文化の最後を飾る華麗な土器が、東北地方に現れました。
その代表と言えるのが、本作のように器の表面に炭素を吸着させることで黒くさせ、丁寧に磨きをかけた一群です。これらは祭祀や儀礼などハレの場で使用されたと考えられています。

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