染付向付

所蔵資料登録番号A004850
作品・資料名染付向付
制作時代・年代江戸時代前期(17世紀)
窯・作者有田窯 Arita ware
制作/生産地(現在の地名)日本、佐賀県西松浦郡有田町
資料点数5客
寸法高6.0 口径10.5
寄贈者辻清明コレクション
作品解説現在の佐賀県西松浦郡に開かれた有田窯で、1610年代に日本で初の磁器が焼かれました。この背景には、豊臣秀吉の朝鮮出兵に伴って来日した李参平ら磁器焼成の技術を持った陶工の尽力があります。有田窯で生産された磁器は、伊万里港から輸送されたことで「伊万里焼」と呼ばれていきます。
本作は、唐津焼と類する器形や、素地や呉須の発色も濁りが見られることなどから、ごく初期の有田窯の磁器製品と考えられます。

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