金襴手茶銚

所蔵資料登録番号A004011
作品・資料名金襴手茶銚
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者永楽和全/永楽善五郎(十二代) EIRAKU Wazen/EIRAKU Zengoro 12th
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数2点4パーツ
寸法高8.0 口径4.8 底径4.7
寄贈者鈴木克明氏寄贈
作品解説 和全(保全の長男。永楽家12代善五郎)は、嘉永五年(1852)仁清の窯跡に自ら窯を開き、御室窯と称した他、大聖寺蕃に招かれ九谷本業(山代永楽)を開いた後、三河岡崎(岡崎永楽)などに招かれている。赤絵、金襴手、染付などに優れた作品を多く残しており、この作品は当時の煎茶文化の隆盛にあわせ、宜興(ぎこう)窯の茶銚(ちゃちょう)の形を金襴手の意匠でまとめた意欲的な作品である。

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