赤絵唐人物蕎麦猪口

所蔵資料登録番号A002591
作品・資料名赤絵唐人物蕎麦猪口
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者犬山焼 Inuyama ware/丸山窯 Maruyama Kiln
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県犬山市
伝来・出土犬山
資料点数5点
寸法高6.4 口径7.6 底径4.5
寄贈者浅井藤雄氏寄贈
作品解説 犬山焼は18世紀に犬山城の東南約4kmにあった今井窯で生産が始まったとされ、19世紀には犬山城下の丸山窯で、瀬戸系の技術や京焼風の意匠を取り入れた焼き物が制作された。桜と楓を配した色絵の「雲錦手」と「呉州手写」が代表的な意匠で、本作品では後者が用いられている。呉州手写とは、16世紀末から17世紀初にかけて中国・福建省の障州窯で生産された粗製の磁器を模倣したもので、江戸時代後期以降、京焼をはじめ各地の地方窯で制作された。

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