愛知県陶磁美術館　愛陶オンラインミュージアム

愛知県陶磁美術館

所蔵資料登録番号	A002482
作品・資料名	黄瀬戸雪遊び蓋置
制作時代・年代	江戸時代後期（19世紀）
窯・作者	正木惣三郎　MASAKI Souzaburo／正木伊織　MASAKI Iori
制作/生産地（現在の地名）	日本、愛知県名古屋市
伝来・出土	名古屋
資料点数	1点
寸法	高3.8 胴径4.9×7.0

制作/生産地・窯・作者名（よみ）	まさきいおり
制作/生産地・窯・作者名（英語）	MASAKI Iori
生年	1827
没年	1879
略歴・解説	尾張藩士・正木惣三郎（1801-50）の息子。半治郎、後に伊織と改名し、父と共に作陶した。（出典：『名古屋のやきもの―茶どころに華ひらく陶芸文化―」1995、愛知県陶磁資料館）

制作/生産地・窯・作者名（よみ）	まさきそうざぶろう
制作/生産地・窯・作者名（英語）	MASAKI Souzaburo
生年	1801
没年	1850
略歴・解説	尾張藩士。後に六左衛門と改名。二百石取り、御小納戸役、奥之番ならびに焼物懸などを務め、銀製「祖母懐」の印を預けられるほど信任を得ていた。また十二代藩主斉荘のころ、御庭焼に関与したことも知られている。作品は茶碗・香合など小型の茶器を得意としており、黄瀬戸風の作域が多い。香合などには細かい細工を施した小人物像などをあしらっており、茶人や愛陶家に珍重された。息子・半治郎（1827-79）は後に伊織と改名し、共に作陶した。一般に前者を「正木」横印、後者を「正木」縦印とされるが、さらに整理の必要な時がある。（出典：『名古屋のやきもの―茶どころに華ひらく陶芸文化―」1995、愛知県陶磁資料館）