色絵・染付棕櫚葉文皿

所蔵資料登録番号A002318
作品・資料名色絵・染付棕櫚葉文皿
制作時代・年代江戸時代中期(17世紀~18世紀)
窯・作者鍋島藩窯 Nabeshima ware
制作/生産地(現在の地名)日本、佐賀県伊万里市
資料点数2点
寸法高4.5 口径14.9 底径8.0
作品解説 色絵と染付と同種の文様が描かれた五寸皿である。棕櫚葉文は、初期鍋島の青磁染付に例を認めることができるが、盛期の色絵技術によって一層洗練された物となっており、最も美しい上絵の五寸皿として知られるものの一つである。色絵は赤、緑、黄の取り合わせ、染付は藍(あい)の濃淡で巧みに表現し、同一の文様ではあるが、それぞれの良さを引き出している。裏面には、三方割による七宝紐繋(つな)ぎ文を配しており、櫛目高台である。

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