色絵雲錦手蓋物

所蔵資料登録番号A001697
作品・資料名色絵雲錦手蓋物
制作時代・年代江戸時代後期(天保3~4年:1832~1833)
窯・作者高橋道八(二代) TAKAHASHI Dohachi 2nd/讃窯 Sangama ware
制作/生産地(現在の地名)日本、香川県大内町
資料点数1点2パーツ
寸法総高13.8 口径25.3 胴径27.7 底径17.8
作品解説讃窯は、現在の香川県東かがわ市に所在した讃岐国高松藩の御庭焼です。天保3年(1832)に藩主・松平頼恕(よりひろ)の命により、国産品の奨励を目的として、京都から仁阿弥道八を招聘し開窯したとされます。仁清や乾山に影響を受けた色絵陶器や、中国の青花磁器あるいは安南風の染付陶器などを焼きました。
本作は、道八が得意とした、春の桜と秋の紅葉を組み合わせた「雲錦手」と称される文様を食籠の全面に配した、京焼風の雅な気分溢れる器です。

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