安南写獣草文小鉢

所蔵資料登録番号A001683
作品・資料名安南写獣草文小鉢
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者加藤春岱 KATO Shuntai
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数5点
寸法高5.5 口径11.8×12.5 底径6.0
作品解説 加藤春岱(1802~1877)は赤津村(瀬戸市)の御窯屋・加藤仁兵衛家に生まれ、15歳で家を継いで御窯屋に列した。12代尾張藩主・徳川斉荘(なりたか)の御深井(おふけ)窯に従事し、14代徳川慶勝から「春岱」の名を賜った。春岱の作域は志野・織部・萩・乾山・三島など多方面に及び、近世瀬戸の名工と称される。本作品は見込中央に象の様な獣文、体部内面に花唐草文、体部外面に鳥文を配した小鉢である。高台内に「春岱」の印が施されている。

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