灰釉栄螺形向付

所蔵資料登録番号A001539
作品・資料名灰釉栄螺形向付
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者加藤春岱 KATO Shuntai/瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数5点
寸法高6.3 口径9.5 胴径11.5
作品解説 加藤春岱(1802~1877)は赤津村(瀬戸市)の御窯屋・加藤仁兵衛家に生まれ、15歳で家を継いで御窯屋に列した。12代尾張藩主・徳川斉荘(なりたか)の御深井(おふけ)窯に従事し、14代徳川慶勝から「春岱」の名を賜った。春岱の作域は志野・織部・萩・乾山・三島など多方面に及び、近世瀬戸の名工と称される。本作品は手びねりでさざえ形に成形した後に、灰釉を施した向付である。三足の間に「春岱」の小判形印が認められる。

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