三彩水注形水滴

所蔵資料登録番号A007193-000810
作品・資料名三彩水注形水滴
制作時代・年代9世紀
制作/生産地(現在の地名)中国
資料点数1点
寸法高7.0 口径3.6 胴径5.6 底径4.1
寄贈者大島国康氏寄贈
作品解説下膨れ気味の器体に、やや締まった長頸部が滑らかに続いて口縁部が薄く開き、肩部に注ぎ口、頸部から胴下部に把手が付けられている。こうした形態の水注は唐代を中心に広く生産されたとみられ、浙江省・越州窯青磁にも事例が知られている。古代日本の愛知県・猿投窯でも平安時代前期に、青瓷や白瓷として類似した製品が制作されている。『水滴 小さき陶芸 ―大島国康コレクションを中心に―』(2021、愛知県陶磁美術館)より

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