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染付唐草文皿

所蔵資料登録番号A001408
作品・資料名染付唐草文皿
制作時代・年代江戸時代中期(17世紀~18世紀)
窯・作者有田窯 Arita ware/鍋島藩窯 Nabeshima ware
制作/生産地(現在の地名)日本、佐賀県
資料点数1点
寸法高5.7 口径20.1 底径11.0
作品解説染付の七寸皿である。内面周縁部は大きく四分割され、花唐草風の繋ぎ文でまとめられ。中央は八角の白抜きとなっている。裏面には三方割された牡丹唐草文を配し、櫛目高台である。鍋島製品の文様には、正確に構成された下絵があり、これを素焼の皿に写すには、仲立(なかだ)ち紙が用いられたとされている。この薄紙に文様を瓢箪墨(又は桐墨)で写し、素焼の皿に薄紙をあて、椿の葉で軽く裏側から擦ると器面に下図が写され、これを呉須で正確になぞるのである。

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