染付山水文猪口

所蔵資料登録番号A001311
作品・資料名染付山水文猪口
制作時代・年代江戸時代末期~明治時代(19世紀)
窯・作者川本桝吉(初代) KAWAMOTO Masukichi 1st/川本桝吉(二代) KAWAMOTO Masukichi 2nd
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数5点
寸法高5.8 口径6.0 底径3.2
作品解説 川本枡吉は「奇陶軒」と号して三代にわたって陶磁器生産を行なった窯屋である。初代枡吉は五代川本半助を襲名し、瀬戸における最初の輸出磁器を製造した後、輸出向製品を多く生産した。石膏型を積極的に導入する一方、優れた日本画家を自社工場に招いて磁器に絵付けさせ、伝統的な染付技法の確立に努めた。二代枡吉は四代半助の二男で1886年に枡吉を襲名し、自社事業を拡充して美術陶磁の先駆的制作を行なったほか、瀬戸町長などの要職も努めた。

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