トルコ青釉鳥絵水滴

所蔵資料登録番号A007193-000096
作品・資料名トルコ青釉鳥絵水滴
制作時代・年代平成時代
窯・作者加藤卓男/加藤幸兵衛(六代) KATO Takuo
制作/生産地(現在の地名)日本、岐阜県多治見市
資料点数1点
寸法高4.1 口径0.3 胴径6.9 幅7.3 底径4.2
寄贈者大島国康氏寄贈
作品解説 陶器の器面装飾における代表的な技法として、釉薬と絵付けがあげられる。これらは色彩や文様によって器面を彩るのみでなく、光沢や平滑などの質感を演出し、造形要素をより多彩なものとしている。
 加藤卓男(1917-2005)は、岐阜県多治見市出身。1995年に「三彩」で<人間国宝>に認定された。ペルシア古陶の研究と創作に取り組み、青釉やラスター彩を復元。本作の青釉は西アジアの砂漠における、生命の泉を想起させる色調である。上面は五稜の放射線状渦巻き形として二羽の水鳥を鉄絵で描き、側面には草花文を巡らせている。『水滴 小さき陶芸 ―大島国康コレクションを中心にー』(2021、愛知県陶磁美術館)より

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