天目
| 所蔵資料登録番号 | A007479 |
|---|---|
| 作品・資料名 | 天目 |
| 制作時代・年代 | 室町時代(16世紀前半) |
| 窯・作者 | 瀬戸窯 Seto ware/美濃窯 Mino ware |
| 制作/生産地(現在の地名) | 日本、愛知県瀬戸市、岐阜県(東濃地方) |
| 伝来・出土 | 愛知県瀬戸市、岐阜県(東濃地方) |
| 資料点数 | 1点 |
| 寸法 | 高6.3 口径12.1 底径4.2 |
| 寄贈者 | 松浦繁蔵氏寄贈 |
| 作品解説 | 砂粒をほとんど含まない密な胎土を有する。焼成は良好で、素地は黄白色、鉄化粧された部分は暗茶色、鉄釉は茶~暗茶色に焼きあがる。削り出しによる内反り高台を有し、高台脇には削り出しによる面が取られる。若干内湾しつつ腰部・胴部が立ち上がり、口縁部は内に角度を変えた後端部で短く外反する。見込みには径4.3㎝の鏡がある。底部から胴部にかけての外面は回転ヘラ削りにより仕上げられ、口縁部内外面は回転ナデにより仕上げられる。その他の内面はコテを使用して回転ナデが施される。底部から腰部には鉄化粧が施される。鉄釉は高台脇より上の内外面というように深く施釉されるが、見込みについては流し掛けによる可能性もある。口縁端部に施釉前のものと考えられる小欠が一つあり、小欠の上に鉄釉がかかっている。高台に目跡が三つある。 本器は、高台周辺の形状や鉄化粧、内湾した後外反する屈曲した口縁部の形状等から、瀬戸美濃大窯の16世紀末期中葉頃の天目である。残存状況や焼き上がりは大変良好で、鉄釉の施釉範囲以外も鉄化粧がなされることで全体に黒い印象となるが、鉄化粧は大窯期の天目で多く見られる。 |
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