染付孔雀牡丹文四段重

所蔵資料登録番号A001134
作品・資料名染付孔雀牡丹文四段重
制作時代・年代江戸時代末期~明治時代(19世紀)
窯・作者瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点5パーツ
寸法高38.7 口径21.5
作品解説「珍しき鳥、クジャク」
本作は高さが40㎝近くある四段重で、蓋から側面にかけ一頭のクジャクが堂々とした様子で描かれています。岩上で羽を休めるクジャクの周囲には一面の牡丹が描き込まれ、器全体が染付で豪華に彩られています。
クジャクの羽は、胴体、羽根、尾羽と描き分けられ、牡丹も葉、蕾、開きかけた蕾、満開のものなど様々あり目を飽きさせません。なお、クジャクは寛永年間(1624〜1644)頃から京都四条河原を中心に各地で見世物として登場した珍しい鳥でした。

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