陶胎漆器木具写し水盤

所蔵資料登録番号A007215
作品・資料名陶胎漆器木具写し水盤
制作時代・年代江戸時代後期~明治時代(19世紀後半-20世紀前半)
窯・作者大喜豊助(四代) DAIKI Toyosuke 4th/大喜豊助(五代) DAIKI Toyosuke 5th/豊楽焼 Toyoraku ware/大喜豊助(六代)
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県名古屋市
資料点数1件(1点)
寸法高12.0 幅47.2×33.5
寄贈者亀井玄人氏寄贈
作品解説漆の盤のように見えますが、よく見ると陶器製です。陶器の表面に、漆を施し、まるで漆器のように見せている「木具写」と呼ばれる大変珍しい技法です。
 木具写は、名古屋前津(現・名古屋市中区大須)で18世紀後半に始まった豊楽焼で創始されました。器の中を覗いたり、蓋を開けてみて初めて陶磁器製だとわかる驚きを人々に提供し好まれたと考えられます。
 豊楽焼の木具写は、明治時代以降も国内外の博覧会においても目に留まるよう斬新で大型のものが作られました。

PageTop