環耳付長頸瓶

所蔵資料登録番号A007174
作品・資料名環耳付長頸瓶
制作時代・年代平安時代初期（8世紀末）
窯・作者猿投窯　Sanage ware
制作/生産地（現在の地名）日本
伝来・出土伝･黒笹36号窯跡出土
資料点数1点
寸法高25.5 口径9.6 胴径18.5 底径11.1
文化財指定愛知県指定文化財（工芸） / Important Cultural Property of Aichi Prefecure
寄贈者林鋤三郎コレクション
作品解説【猿投窯の代表器種、だけど耳付きはレアな逸品】
猿投窯の歴史の中でも、長期にわたり数多く作られた長頸瓶は、代表的な器種として知られます。
その中で、本器のように肩に大ぶりの耳（把手）を持つ形は製作期間も短く、数も少ないもので、完存する例は極めて稀です。シャープな口作りや端正の取れた造形に、猿投窯の技術力の高さが存分に発揮されています。

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