天目茶碗

所蔵資料登録番号A000469
作品・資料名天目茶碗
制作時代・年代江戸時代前期(17世紀)
窯・作者瀬戸窯 Seto ware/美濃窯 Mino ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県または岐阜県
資料点数1点
寸法高7.0 口径11.5 底径4.5
作品解説【お手本がないけど素敵でしょ、江戸時代の天目】
 江戸時代初頭、本作のようにお手本がない形の天目が生み出されます。一般的には器高が高くなり存在感があるのが特徴とされ、瀬戸美濃を中心につくられました。喫茶の碗としての需要が高く、大きな寺院では多数の天目を所持していたことが知られています。
 本作は底に「岩」の墨書銘があり、伝来の手がかりとなりそうです。これをふくむ異なる銘を持つ9点の天目と11点の天目台が共に伝来し、箱の覆紙には「大徳寺・・・」の墨書がありますが、箱の中身との関係性は定かではありません。

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