京薩摩金襴手花生

所蔵資料登録番号A000332
作品・資料名京薩摩金襴手花生
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者帯山与兵衛(九代) TAIZAN Yohei 9th
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寸法高39.6 口径17.0 底径14.8
作品解説【彩られた濃密な世界】
帯山与兵衛(九代)は、明治前半期の京都を代表する陶家で、海外に向けて多くの作品を輸出しました。やや黄色味を帯びた素地に、従来はなかった鮮やかな色彩で菊の花と蝶の群れなどを描き、白い菊の花弁には盛上技法が用いられ、背景には漆の蒔絵技法を思わせる金彩の点描を駆使しています。器面全体を使い、濃密で絢爛豪華な世界を作り出しています。

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