鉄絵馬の目皿

所蔵資料登録番号A000293
作品・資料名鉄絵馬の目皿
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数3点
寸法高6.5 口径34.6 底径16.7
作品解説【「あの自由な奔放な味はひ」by柳宗悦】
「馬の目皿(うまのめざら)」という名称の由来は鉄絵で描かれたぐるぐる文様が馬の目に見えるからといわれます。江戸時代後期から明治にかけて瀬戸で量産されました。
 三枚の皿のうち二枚の皿の底部には、それぞれ異なる墨書銘があることから別々に伝来したものであることがわかります。なお、民藝運動を提唱した哲学者の柳宗悦が著書『雑器の美』において、単調作業の反復により熟練、完成された所業の例として「馬の目」(皿)を取り上げています。

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