青磁牡丹文重箱

所蔵資料登録番号A000269
作品・資料名青磁牡丹文重箱
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者三田焼 Sanda ware
制作/生産地(現在の地名)日本、兵庫県三田市
資料点数1点5パーツ
寸法高37.2 口径22.6 底径22.5
作品解説三田焼(兵庫県三田市)は、青磁製品に優品の多く知られる窯で、幕末には京都の鉄古堂亀祐なども指導に訪れている。この重箱は、型成形による大形の四段重で、窓絵状の構成を四面に配し、それぞれ牡丹文を浮彫にしている。全体に深みのある青磁釉が掛けられている。また内面中央部にも異なるデザインの牡丹文があり、花弁部分を意識的に無釉にすることにより緋色を出しており、青磁との調和が美しい。

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