染付人物文手付瓶

所蔵資料登録番号A000218
作品・資料名染付人物文手付瓶
制作時代・年代江戸時代前期(17世紀)
窯・作者有田窯 Arita ware
制作/生産地(現在の地名)日本、佐賀県
資料点数1点
寸法高20.5 口径3.5 胴径13.1 底径6.9
作品解説 本器はヨーロッパにおいてワインジャグやビールジャグなど液体容器として利用されたもので、器形の源流はヨーロッパの金属器や陶器に求められる。一方、描かれている染付文様は東洋的な人物図を中心としており、西洋的な器形と東洋的な文様が融合された製品である。本器はオランダのデルフト陶器や中国磁器をモデルとして有田で生産した輸出向の製品で、輸出先のヨーロッパでは銀製や錫製の蓋を取り付けて利用されることが多かった。

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