染付輪花猪口

所蔵資料登録番号A000131
作品・資料名染付輪花猪口
制作時代・年代江戸時代末期～明治時代（19世紀）
窯・作者川本半助（四代）　KAWAMOTO Hansuke 4th／瀬戸窯　Seto ware
制作/生産地（現在の地名）日本、愛知県瀬戸市
資料点数20点
寸法高6.2 口径5.9 底径3.1
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説【天性の妙手と呼ばれた名工】
　口縁を稜花（りょうか）に切った背の高い猪口。側面を六つの窓で区切り、染付でそれぞれに菊花と獅子文様を描いています。内部にも瓔珞文が絵付けされるほか、口縁部の鉄絵を差し色とする瀟洒な器です。
　四代目川本半助（生年不詳～1857）は、瀬戸の郷地区で六代にわたって製陶した窯屋で主に染付磁器を製作し、天保年間（1830～44）には尾張徳川家の御焼物師に任ぜられた名工です。

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