織部葉形大皿

所蔵資料登録番号A000129
作品・資料名織部葉形大皿
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者加藤春岱 KATO Shuntai/瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点
寸法高14.6 口径49.9/38.4
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説【瀬戸の名工、春岱】
瀬戸では、19世紀に登場した磁器を「新製」と呼び、従来作ってきた陶器を「本業」と呼びました。
この頃の本業には、本作のように巨大な織部や志野が登場します。生産が順調な新製に対して、これらを発案し、本業に新たなインパクトをもたらしたのは、名工・春岱なのではと推測されます。尾張藩の御用窯を務めた春岱は、織部を始め数多くの技法に長けた陶工である一方、罪を得て数年間職を辞するなど、豪放な人物でもあったようです。

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