織部松竹梅文手付鉢

所蔵資料登録番号A000128
作品・資料名織部松竹梅文手付鉢
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者大橋秋二 OHASHI Shuji
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高5.1 口径21.5
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説 大橋秋二(1795~1857)は尾張国津島(愛知県津島市)の医師で、京焼の尾形周平に製陶を学び、瀬戸や美濃の陶窯を巡って作陶した。秋二は古陶磁の写しを得意とし、その作品は志野・織部・黄瀬戸・御深井・染付・青磁など広範囲に及ぶ。本作品は桃山時代に隆盛を極め江戸時代前期に廃れてしまった織部陶を、江戸時代後期に瀬戸・赤津村で再興した復興織部である。四方鉢の見込に松竹梅文を配し、把手には透彫文が施されている。

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