黄瀬戸広口花入

所蔵資料登録番号A000121
作品・資料名黄瀬戸広口花入
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者加藤春山/景典 KATO Shunza/Kagenori/瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点
寸法高16.3 口径18.2 底径6.8
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説【桃山時代の復古作】
 16世紀から17世紀初頭にかけて、美濃窯(現:岐阜県)で焼かれた黄色いやきもの、黄瀬戸。江戸時代後期には桃山時代のやきものを再現する機運が高まる中、本作もつくられました。
 こちらの花入は、全体にガラス質で貫入が細かく入った黄色い釉薬が掛けられています。累座(るいざ)というのは、胴中ほどに付けられた丸い粘土の貼付文のことです。桃山時代の各地で焼かれた花入・水指・向付等の茶の器に用いられました。

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