黒織部茶碗

所蔵資料登録番号A000109
作品・資料名黒織部茶碗
制作時代・年代江戸時代後期(19世紀)
窯・作者加藤春岱 KATO Shuntai/瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点
寸法高7.8 口径10.2 底径5.9
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説 江戸時代後期の瀬戸(赤津)を代表する窯屋の一人で、御窯屋にも列した加藤春岱の作と伝える作品である。大きめの山形の余白を表・裏に残して黒色釉が掛けられた茶碗で上部にくぼみをめぐらすことにより、ほど良い変化と全体の安定感をうみだしている。春岱の作品に黒織部の作例は少ない。箱書には、尾張藩の元家老職渡辺兵庫頭規綱(号又日葊、玄々斎の実兄)による「黄石公」の銘がある。

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