志野松文向付

所蔵資料登録番号A001407
作品・資料名志野松文向付
制作時代・年代安土桃山時代(16世紀)
窯・作者美濃窯 Mino ware
制作/生産地(現在の地名)日本、岐阜県
資料点数1点
寸法高4.8 口径13.5 胴径15.9
作品解説 志野は16世紀後葉から17世紀初頭にかけて美濃窯において始めて生産された、長石(鉱物の一種)を原料とした半透明の白濁釉を掛けたやきものである。鉄絵具によって絵付けした後、器面全体に長石釉を掛けて焼成したものは「絵志野」と呼ばれる。筆と絵具を用いることにより絵画的表現が容易となり、本作品では見込みに松文が描かれている。向付は食器として用いられたもので、懐石料理の膳で客から一番遠い場所に置くことから名付けられた。

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