鼠志野花文向付

所蔵資料登録番号A000152
作品・資料名鼠志野花文向付
制作時代・年代安土桃山時代(16世紀)
窯・作者美濃窯 Mino ware
制作/生産地(現在の地名)日本、岐阜県
資料点数1点
寸法高4.7 口径15.0
寄贈者川崎音三氏寄贈
作品解説 志野は16世紀後葉から17世紀初頭にかけて美濃窯(岐阜県)において始めて生産された、長石(鉱物の一種)を原料とした半透明の白濁釉を掛けたやきものである。本作品は素地に鉄化粧し、これを掻き落すことにより文様を描いた上に、長石釉を施したもので、焼成後の発色にちなんで「鼠志野」と呼ばれる。向付は食器として用いられたもので、懐石料理の膳で、客から一番遠い場所に置くことから名付けられた。

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