はそう

所蔵資料登録番号A001652
作品・資料名はそう
制作時代・年代古墳時代後期(6世紀)
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高13.5 口径9.3 胴径7.5 底径-
作品解説 はそうは韓半島の陶質土器に由来する器形で、日本では須恵器生産の初期段階から作られている。直線的に開く口縁部と球形の体部を持つ壺形のはそうは、古墳時代後期(6世紀)に入ると頸部が長くなるともに体部が小形化し、器としての実用性を失っていく。これははそうが古墳の副葬品として用いられるようになったためである。韓半島では5世紀代には既に陶質土器を古墳の墓室に副葬することが一般的であったが、日本では6世紀に入って須恵器の副葬が広まり、死者を飲食で饗応するための器として用いられた。

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